風俗で働いていることが理由で、賃貸の審査に通らないという話はよくあります。
水商売全般に言えることですが、これは収入の安定性がないことが最大の理由です。
固定客がたくさんついている間は高収入を得られても、急に固定客が減ってしまうケースは少なくありません。
競争の激しい世界ですから、ほかの嬢に客を奪われてしまうこともあるでしょう。
そうなると一気に収入が激減してしまい、家賃の支払いを続けられなくなる場合があります。
こうした現実を把握しているため、大家さんは風俗という理由で賃貸を貸さないことが多々あります。
実際にピーク時と比較すると、収入が5分の1未満になったという人は少なくないです。
売れているときは高級物件に住むことができても、売れなくなれば普通の物件でも支払いが困難になってきます。
ローンの審査に通らないという人は、賃貸でも同じだと考えてください。
長期的な支払い能力で判断されますので、賃貸を借りるなら賃料は安く抑えておくのが得策です。
賃貸物件に入居するには、審査をクリアしなければなりません。
収入や勤続年数、保証人の有無など様々な条件が設けられています。
その条件は賃貸物件ごとに違いますが、風俗などで働いている人は審査に通りにくいと言われています。
なぜかというと、収入はあっても安定していないとみなされてしまうからです。
物件のオーナーが最も心配することを挙げると、やはり家賃を滞納されることがあります。
オーナーの収入が無くなってしまうので、そういったリスクは避けたいという心理が働きます。
風俗などは収入が多くても安定してはいないので、敬遠される傾向にあります。
収入は低くてもサラリーマンの方が、収入が安定しているという面では有利に働きます。
会社という後ろ盾が安心材料になるからです。
また、近隣トラブルを起こすのではないかと心配されることもあります。
夜遅くに帰宅することで近隣住民との間で騒音トラブルに発展するといったことも考えられるからです。